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コラム

ECサイトの「カゴ落ち率」はどれくらい?GA4で簡単にカゴ落ち率を確認する方法

ECサイト運営者にとって、「カゴ落ち」は避けて通れない課題の一つです。
サイトへの集客に成功しても、購入直前でカートページを離脱されてしまう「カゴ落ち」が発生すると、大きな機会損失に繋がります。そのためECサイトにとって「カゴ落ち対策」は非常に重要な施策と言えますが、そもそも自社ECサイトでどれくらいカゴ落ちが発生しているのか、皆様ご存知でしょうか?
この記事では、カゴ落ちや、カゴ落ち率の確認方法について詳しく紹介します。

「カゴ落ち(カート離脱)」とは?

カゴ落ち(※1)とは、ECサイトでユーザーが商品をカートに追加したものの、購入完了せずにサイトから離脱してしまう現象を指す言葉です。
この現象はECサイト全体で広く見られ、売上に大きな影響を与えるため、できる限りカゴ落ちしたユーザーに対してフォローを行うことが重要です。
カゴ落ちが発生する原因や対策については以下記事でも紹介しておりますので、是非本記事と合わせてご確認ください。

関連記事「カゴ落ちとは?ECサイトで商品が売れない原因と対策について紹介
※1:「カゴ落ち」および『CART RECOVERY®』『カートリカバリー』は、株式会社イー・エージェンシーの登録商標です。

一般的なECサイトの「カゴ落ち率」と「機会損失額」

ECサイト上でのカゴ落ち率は、株式会社イー・エージェンシーの調査で約64.7%、米国企業Baymard Institute社の調査で約70.2%と、いずれも約65%から70%を示しています。
また、カゴ落ちを通じて発生する機会損失額は売上の約2倍にものぼるとされています。

つまり、カゴ落ち率が70%のサイトで、月間3,000人がカートに商品を入れた場合、2,100人は商品を購入していない計算になります。また、このサイトの月商が500万円の場合、約1,000万円分もの機会損失が発生しているということになります。

関連記事「カゴ落ち率と機会損失を分析! ECサイトのカート離脱を改善する方法
関連記事「<調査報告>ECサイトのカゴ落ち率は平均は約64.7% ~ イー・エージェンシー

このように、どれだけECサイトへの集客ができていても、カゴ落ち対策が不十分で、購入直前の離脱が発生してしまうことは非常に勿体ない現象です。
ただし、しっかりとサイトのカゴ落ち率を把握し、対策や改善をすることで、機会損失額を減らし、その分の額を売上に加算することができます。

それでは、どのようにカゴ落ち率が分かるのか?早速自社サイトのカゴ落ち率を確認してみましょう!

カゴ落ち率の確認方法

今回は、カゴ落ち率を確認する方法を2つ紹介します。

1.実際の購入完了件数や、作成されたカート件数から算出する方法

カゴ落ち率は上限が100%のため、以下のように「1」から購入された割合を引き、その後百分率に直すと計算がしやすいといえます。

カゴ落ち率=(1-購入完了件数÷作成されたカート件数)×100

また、期間中にカゴ落ちが発生した件数がわかる場合は、計算式を置き替えて求めることができます。
例えば、前述の例を使用すると、カートイン数が3,000件、カゴ落ち数は2,100件です。
以下計算のように、カゴ落ちが発生した件数を全体の件数で割り、百分率に直すことでカゴ落ち率の数字が算出ができます。

2,100 ÷ 3,000 × 100 = 70

正確なカゴ落ち件数が把握できている場合は、この方法を使えば計算が少し簡単になります。
前述の通りカゴ落ち率の平均値は約70%です。それよりも高い数値が出ている場合は、特に改善する必要性が高いといえます。

関連記事:「カゴ落ち率と機会損失を分析! ECサイトのカート離脱を改善する方法

2.GA4(Google Analytics 4)でカゴ落ち率を確認する方法

GA4を活用すれば、より簡単にカゴ落ち率を確認することができます。
確認方法は以下の通りです。

GA4の左側のメニュー「レポート」>収益化>購入経路、と進むとカート放棄率の確認が確認できます。
レポートには以下のステップが含まれ、「カートに追加」の下部にある「放棄率」が、カゴ落ち率です。

 1.セッションの開始(session_start イベントをトリガーしたユーザーの数)
 2.商品を表示(view_item イベントをトリガーしたユーザーの数)
 3.カートに追加(add_to_cart イベントをトリガーしたユーザーの数)
 4.購入手続きの開始(begin_checkout イベントをトリガーしたユーザーの数)
 5.購入(purchase イベントまたは in_app_purchase イベントをトリガーしたユーザーの数)

参照:[GA4] 購入経路レポート

カゴ落ち対策により、どれくらい売上アップに繋がるのか?

皆様、カゴ落ち率の確認はできましたでしょうか?
カゴ落ち率は、サイトによっては意外と高い結果だったと驚かれる声も多く伺います。
それでは次に、カゴ落ち対策を行うことで、どれくらいの売上アップが見込めるか確認をしてみましょう!

例:月商500万円のECサイトの場合

今回の試算では、以下の2つの条件を適用しました。

機会損失額=1,000万円(月商の2倍)
リカバリー率=1.5%(『CART RECOVERY®』のリカバリー率平均)

この条件を基にリカバリー額を算出すると以下のようになり、
例の場合、月間約15万円、年間にすると約180万円の売上アップが見込める可能性があります。

5,000,000(円)×2×1.5%=150,000(円)

カゴ落ち対策をすることで、本来失われていた売上の一部を取り戻せる可能性があるので、
どれくらい売上に繋げられるか、是非ご自身のサイトに当てはめて試算をしてみてください!

カゴ落ち対策なら『CART RECOVERY®』!

いかがでしたでしょうか?ECサイトのカゴ落ち率を改善することで、まだまだ売上アップに繋げられるサイトは多いのではないかと思います。
今回紹介した方法にて、カゴ落ち率や機会損失額を確認することが可能ですが、カゴ落ち対策ツール『CART RECOVERY®』をご利用いただくことで、より簡単にカゴ落ち状況を確認することができます。
また、その他にも以下の優れた特徴があります。

強力なリカバリー効果
離脱したユーザーに対して「カゴ落ちメール」の送信と「カゴ落ちリマーケティング広告」の表示を実施し、強力なリカバリー(呼び戻し)効果を実現します。
また、新規ユーザーで、カートページで離脱しそうなお客さまに対して、「リクエストメール機能」をご用意しており、この機能ではカートページ「カートに入れた商品情報をメールで受取りませんか?」というメッセージポップアップを表示し、購入を促すメールの送信ができます。

良質なコストパフォーマンス
月額39,000円(税別)(※2)の基本価格で、カゴ落ち解析・メール・広告・効果測定機能を無制限で利用できます。
※2:カート離脱数が10万件以上の場合は別途料金が発生します。

簡単な導入方法
WEBサイトに計測タグを設置するだけで簡単に導入が可能です。
お申し込みから最短3日で始められます。

多様な商材での実績
アパレル・美容・アクセサリー・家具雑貨、食品など、多種多様なECサイトでの導入と改善の実績があります。

なお、これらの機能は全て、最大2ヶ月間の無料トライアルにてお試しいただくことが可能です。
『CART RECOVERY®』でカゴ落ちの課題を解決し、更なる売上アップに繋げましょう!

 

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