比較的立ち上げたばかりのサービスだったため、基本的な施策ができていないことが課題でした。
その中で、まずはサイト内回遊率を上げていこうという流れになり、それにはレコメンド機能が必要だということで、レコメンドの導入が決まりました。
もちろん、早めに集客もしなければいけないと考えていました。
しかし、コスト面を考えると集客はどちらかというとフロー的な投資で、サイト改善は先に対応しておけば後に残る「ストック的な投資」だと考えました。
であれば、先にストック投資をしておいた方が費用対効果が良いということで、先にレコメンド機能の導入を決めました。
回遊率を上げるなら、レコメンド機能で成果が出ると考えたからです。
元々の方針として、レコメンド機能で奇抜なことをやりたかったわけではないんです。
シンプルにたくさんの商品を見てもらって回遊率を上げることが目的でしたから、レコメンドの標準的な機能が揃っていれば良いと思っていました。なので、
などを無料トライアル期間中に確認し、問題なかったため、さぶみっと!レコメンドの導入を決定しました。
事前に質問しなかったのは、マニュアルが充実していて、マニュアルを見ればわかる状態だったのでご連絡しなかったんです。
懸念していた実装時のクセもなかったですし、一度タグを埋め込んでしまえば運用負荷がなさそうだなと、実際使ってみて思いました。
そういうクセの無さや運用負荷の低さは、さぶみっと!レコメンドがサービスリリースしてから長いので、いろいろな積み重ねがあってサービスとしても安定しているんだな、という印象を受けました。
効果は、主にレコメンドクリック率を見ています。
クリック率・経由CV率ともに想像以上に安定していて、そこはかなり満足しています。
レコメンドが、サイト全体のPV数やセッション数の上昇に寄与していることは間違いないと思います。
集客して1個の商品を見て離脱されるよりも、たくさんの商品を見てもらいたいという考えが前提にあり、特に「サブスクライフ オフプライス」の場合は1品物が多いので、できるだけ多くの商品を露出して見てもらいたい。そうすると、レコメンド商品がクリックされることの意義も理解できますし意味もあると感じています。
シンプルな仕組みのPV・CVベースで商品をお勧めした方がお客様にとって良い商品を提示できるのでは、という考えが根幹にありましたので、
というように、バランスを考えながら配置しました。
レコメンド管理画面で良かった点が2つあります。
1つはレコメンド管理画面内でHTMLやCSSの編集ができる点です。
レコメンドパーツのデザインを直接編集できるので、リリース作業をしなくてもデザイン調整ができる点が良かったです。
もう1つ意外に評判が良かったのが、MDや掲載商品を考える担当が、レポート画面で数値を確認できる点です。
さぶみっと!レコメンドのレポート画面は、商品ごとの数値がシンプルで見やすいようで、レコメンド管理画面のレポートを主に見ているそうなんです。
ピックアップ機能を利用して、特集ページを作りたいと思っています。
ピックアップは、管理者がレコメンド商品を自由に選択できますから、特集ページごとにピックアップを作成して、あとはデザイナーや開発が作業しなくても、少しHTMLがわかるメンバーが手を入れれば新しい特集ページが作成できる状態を作っておくことで、早いスピードで施策がまわせていけると考えています。
さぶみっと!レコメンドの導入から活用に至るまで一連のお話を伺う中で、株式会社ソーシャルインテリアの皆さま1人1人がマーケティング視点を持ち、顧客目線でECサイト運用にあたっていることに大変感銘を受けました。
その中で当サービスをご利用いただいておりますことを大変嬉しく思います。
今後もさぶみっと!レコメンドでは、機能品質の改善に努めてまいります。