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ご利用事例

ラストドリップデザインズ
お客様インタビュー

ラストドリップデザインズ様

本ヌメ革専門店ラストドリップデザインズ公式通販にて、2024年5月より『さぶみっと!レコメンド for makeshop』を導入いただきました。

今回は、レコメンド担当も"目から鱗"の思わぬレコメンド導入効果を伺うことができました!
ECサイトの売り上げアップの鉄則に「さぶみっと!レコメンド」が一役買ったとのこと。
はたして、そのレコメンド導入効果とは?!

2020年コロナ直撃の中、LAST Drip Designsブランドをリリースされ、ECサイトの立ち上げや運用、広告、その他施策のすべてを対応されている株式会社ラストドリップデザインズ 代表の池田宜弘様にレコメンドアプリの導入のきっかけや売り上げが安定した理由など、お話を伺いました!

導入前の課題

広告ROASの最適化と転換率アップの課題あり。いろいろな商品を比較検討してもらうため、サイト内回遊を促進したい。

導入後の効果

サイト内回遊の促進もできた他、売れ筋商品ができ、売り上げの安定につながった!

<お話を伺った方>
株式会社ラストドリップデザインズ
代表 池田宜弘様

本ヌメ革専門店 ECサイト立ち上げまでの道のり

―ラストドリップデザインズ様は、革専門店でいらっしゃいますが、池田様は革職人さんでいらっしゃるのでしょうか?

池田様:もともと革製品のプロダクトデザイナーをしていました。

イー・エージェンシー:あ、デザイナーさんだったのですね!

 

―ラストドリップデザインズ様は、立ち上げ当初からECサイトのみで販売されていたんですか?

池田様:そうですね。
コロナ直撃の2020年にLAST Drip Designsを立ち上げて、ハンドメイドマーケットから展開をスタートしました。
でも革製品は、仕入れ値が高くて初期投資が大変ですし、ハンドメイドマーケットでは革製品の競合が多かったんです。

そこで革に代わる生地を探していたところ、競合がいないPVC(透明ビニール)素材に目がとまりました。
透明ビニール素材は、2020年にトレンドがきていて、市場では結構人気があったんです。ただ、小物を展開しているブランドがいなかったので、あえて小物を中心にリリースしてみたら、お財布とか中身が見えるけど、逆にそれが面白いということで、そこそこ反響が大きかったんですよね(笑)

あとは、コロナ禍でマスクケースが出始めた時に、PVC(透明ビニール)素材でマスクケースを作ったらメディアに取り上げられ、そこで売り上げがかなり上がったことをきっかけに本格始動し、ようやく本来の革製品の製作と販売が始まりました。

 

―ECサイトのカートシステムはどのように選定されましたか?

池田様:初めは、ECサイトの開設が無料のサービスを利用していたのですが、1年ほど経つと徐々に機能が足りなくなり、カートシステムを変えてリニューアルを行いました。

海外製品含め4つほどカートシステムを比較検討してみたのですが、『makeshop byGMO』は初期費用も抑えめで、自分がやりたい機能も揃っていました。デザインテンプレートも豊富ですし、これなら自力で何とかなりそうだなと思い『makeshop byGMO』に決めました。

イー・エージェンシー:ECサイトの制作・運用、広告運用まで、すべて池田様が担当されているようにお見受けするのですが、お一人で対応されてるのですか?

池田様:はい、今のところECサイト周りは制作会社に依頼することなく、『makeshop byGMO』さんに相談しながら、すべて一人で担当しています。

『makeshop byGMO』は、技術系サポートと運用系サポートが分かれていて、サイト構築の技術的なサポートから運用後の相談も手厚くサポートしてくれますし、電話などで気軽に相談にのってくださるのでとても助かっています。

イー・エージェンシー:すべてお一人で対応されていらっしゃるとは、すごいですね!ECサイトの構築・運用まわりの知識はどのようにして身につけられたのでしょうか。

池田様:やっているうちに覚えていきましたね。

集客する前に実施すべきこと

―ECサイトを立ち上げた後、何をしたら良いか悩まれる方が多いと思いますが、ECサイト立ち上げ当初、まずは何をされましたか?

池田様:シンプルに、訪問してくれたユーザーにとってわかりやすいサイトを作ることに集中しました。
サイト内の回遊性を高めたり、商品ページを見てもらうための導線づくりを徹底的にやりました。

 

―回遊性を高めたり、商品ページへの導線づくりにあたり、外部サービスのご利用は検討されましたか?

池田様:レコメンドシステムなどを知らなかったので、外部サービスを使わずとにかく手動です。
商品の並び順を変えたり、商品ページで購入ボタンを押してもらうために、説明やレビューをどこに置くかとか、全部手動で組み直して、Web接客導線の見直しを徹底的に行いました。

そして、あらかた自分が納得いくところまでサイト内を改善してから、すぐに広告配信をスタートしました。

イー・エージェンシー:そうでしたか!集客したユーザーを取りこぼさないよう、先にサイト内の直帰・離脱防止・回遊促進のための商品導線づくりなどのサイト内施策を実施した後に集客を始める。これは、とても素晴らしい流れですね!

池田様:そうなんですよ。そのプロセスを間違うと、広告の効果がまったくなくなってしまうので。

 

―集客が大事だから、まずは広告配信を!と考える方が多い中、なぜそのような考えに至ったのでしょうか?どこかでお勉強をされたのですか?

池田様:前職で叩き込まれたという感じです。
前職では革製品のプロダクトデザインをしつつ、人手がないからと頼まれて、製作も販売も、そしてなぜかECサイトも少し担当していたんですよ。

イー・エージェンシー:前職でのECサイトの運用経験から、サイト内回遊や商品ページ導線の大切さをご存じだったのですね。商品ページへの導線を整えて回遊性を高めることが売り上げアップに貢献するということが、まだまだ認知されていないようなんです。

池田様:そうですね、どうしても「広告=売り上げ」っていう意識の方が多いですよね。

イー・エージェンシー:そうなんですよ。広告でアクセス数が増えても、直帰・離脱防止施策をしていなかったり、回遊性が悪かったりで、どんどんユーザーが離脱しているのに気づかない。それを食い止めて「売り上げアップに貢献できるのがレコメンドなんだ」ということを、売り上げアップに悩まれている方に毎回お伝えしているんです。

池田様:おっしゃるとおりだと思います。

自分で体感して気づくことが多かったですけど、広告はあくまでも「集客」をするための手段である一方で、集めたユーザーを受け入れるサイトが、ちゃんと機能しているかどうかの仮説を検証する意味合いも広告にあると思っています。

改めてサイト内改善をすることにシフトチェンジ

池田様:広告を配信していると、ROAS(広告の費用対効果)が一定以上出なくなり、効果に頭打ちが来るんですよね。

そこから、店舗からだけの情報発信、店舗主導のECサイトではなく、お客様の買い物行動に役に立つ口コミなどの情報発信だったり、お客様の趣味嗜好に添った商品表示をしたり、もっと生きたECサイトに作り変えていこうと、改めてECサイト内でできる施策を考えるようになりました。

 

―その中でなぜ、レコメンド導入をお考えになったのでしょうか。

池田様:カートシステムに標準で用意されているおすすめ機能は、店舗側(ECサイト運用者)が手動で商品を選択するものなので、どうしても店舗側の主観が入った商品陳列になってしまい、「お客様が本当に見たい商品なのか?」ということが長い間の疑問でした。

ECサイトで常に固定商品の陳列で接客するというのは、リアル接客に置き換えると、お客様がどの商品を見ていようが、一律に同じ商品をおすすめすることと同じです。
それよりも、例えば、商品Aを見て、次に商品Bを見るパターンのお客様が多いのなら、間違いなく商品Aを見ている方には、商品Bをおすすめした方が、お客様にとって喜ばしい状態ですよね。

リアル店舗の接客でもまったく同じで、だいたいこの商品を見た人には、この商品をおすすめすると比較検討が始まるな、というパターンがあるじゃないですか。
ECサイトの中にも人がいることを考えれば、商品を見るたびにおすすめ商品が切り替わった方が、お客様にとっては嬉しい買い物体験になると考えて、レコメンドツールにたどり着きました。

 

―レコメンドツールも数ある中、結果『さぶみっと!レコメンド for makeshop』を導入いただきましたが、導入の決め手はありましたか?

池田様:費用面のハードルが低かったことが決め手になりました。

『makeshop apps byGMO』で提供されている『さぶみっと!レコメンド for makeshop』アプリは、初期費用や利用期間の縛りがなく、月額費用は「おすすめ表示した商品の総クリック数」に応じて段階的に上がっていく従量課金ですが、よほどの流入とクリックが無い限り、初段の費用内で運用できるので、とても始めやすかったです。

 

―導入はタグ設置が必要で、基本タグマニュアルからのコピー&ペーストですが、そのあたり池田様にとってハードルになりましたか?

池田様:いやー、なりましたね(笑)
やっぱりタグを入れるというのは面倒ですし、どうしても理解が及ばないので、コピー&ペーストだと言われても、ECサイトに不具合が出たらどうしようという不安もあり、一番腰が重たい作業でした。

イー・エージェンシー:確かにそうですよね・・・。

 

―そのかなり高いハードルを乗り越えられた理由はなんだったのでしょうか?

池田様:手厚くサポートしてくれたからじゃないでしょうか!

僕はまず、アプリをインストールする前にレコメンドサポートに問い合わせをして、導入方法を教わった上でアプリをインストールしたんですね。
そして、実際に導入する際も、どこに何を表示したら良いか、タグ設置はこれで合っているのかなど、時間をかけて伴走してくれたことが良かったと思います。

イー・エージェンシー:そうでしたか!ありがとうございます!
サポートによってハードルを乗り越えられたのでしたら、本当に何よりで嬉しいです!

池田様:はい、間違いないと思います!(笑)

 

―さて、そんなハードルを乗り越えた導入後、どのくらいの期間で効果を感じましたか?

池田様:2~3か月後くらいだったと思います。

正直、レコメンドの効果を細かく数字で追ってはいなかったのですが、全体的にECサイトの売上高が伸びてきたり、売り上げが安定してきたなと感じたのは、導入後2~3か月経った頃でした。

それから広告経由の売り上げが安定したと感じたのもその頃なので、広告経由で訪問したお客様に対し、比較検討してほしい商品への誘導ができるようになったことを実感しました。

 

―売り上げが安定してきたんですね。当アプリ導入後2~3か月の間に、他に導入したサービスや実施した施策はありましたか?

池田様:特にありませんでした。
ただ、売り上げベースが伸びた要因として、口コミの増加もあるのではないかと思っています。
『さぶみっと!レコメンド for makeshop』導入直後におすすめ商品内にU-KOMI(ユーコミ)さんのレビューの星(評価)を追加したのですが、それを機に口コミが増えていったんです。

口コミが溜まってきたタイミングで売り上げベースが上がったので、「さぶみっと!レコメンド for makeshop」とU-KOMIさんのサービスの相性の良さと、相乗効果もあって、売り上げが上がったのではないかと思います。

レコメンドツールでヒット商品ができた?その理由とは

池田様:そういえば、レコメンド導入後ヒット商品ができたというのは、レコメンドシステムのおかげだろうと思っています。

イー・エージェンシー:え?!レコメンドでヒット商品ができたんですか?

池田様:はい、以前は売れる商品がバラバラだったんです。
おそらく、広告経由で商品ページを見たお客様が、その商品を買うか、買わないかで終わっていたと思うのですが、レコメンドツールで似たような行動をしている人がよく見る商品をおすすめすることで、注目度が高い商品がある程度集約されてきて、売れる商品に偏りができるようになったのだと思います。

入り口はまったく違う商品から入ってきたお客様でも、おすすめ商品によって関連度や注目度が高いその他の商品に気づき、結果購入するという流れで、売れ筋商品ができたのではないかと思います。

イー・エージェンシー:レコメンドにそのような良い副作用があったとは!目から鱗の効果です!
売れる商品に偏りがでるというのは、もちろん良いことだったんですよね?

池田様:はい、ヒット商品がないブランドは、なかなか伸びないと言いますし、売れ筋商品ができれば生産効率も上がりますからね。
ヒット商品ができたことでレビューもすごく増えて、結果的にレビューが溜まったことで売り上げが安定しましたし。

 

―ここまでは、レコメンド導入のメリットのお話が多かったのですが、逆にデメリットになってしまった点はありましたか?

池田様:いや、デメリットはないですね。

 

―例えば、購入ボタンの近くやカートページにおすすめ商品を表示することで離脱に繋がることを懸念される方もいらっしゃるんです。

池田様:そんなことはないと思いますが、あるとすれば、おすすめ商品の置き方でしょうか。
売り上げを上げたいからといって、たくさんおすすめ商品を表示すると、売り手色の強いサイトになって逆に敬遠されてしまうので、あくまでも自然な導線づくりを心がけて、ページを上から下にスクロールしていった時に、自然な位置におすすめ商品を配置すれば問題ないと思います。

イー・エージェンシー:主張しすぎないデザインや、表示位置って大事ですね。

 

―では、最後にレコメンド導入を検討されている方向けに、『さぶみっと!レコメンド for makeshop』のおすすめポイントがあれば教えてください。

池田様:レコメンドは、ある程度の流入数が見込めるようになった後、転換率が伸び悩んでいる方に試す価値のあるシステムだと思います。

お客様が商品を比較検討する上では、店舗側が手動登録するおすすめよりも、サイト訪問者の行動履歴をシステム的に分析しているレコメンドツールを利用する方が、運用コストも下がりますし、費用対効果も高まります。

『さぶみっと!レコメンド for makeshop』は、費用面でのハードルの低さが非常に魅力的なので、とりあえず一度、レコメンドツールにチャレンジしてみたいという方におすすめします!

 

ラストドリップデザインズ池田様のインタビューは以上です。
池田様、ご協力いただきありがとうございました!

さいごに

レコメンドによって売れ筋商品ができたという、"目から鱗"の思わぬレコメンド導入効果はいかがでしたでしょうか。
個人の行動に寄せすぎず、サイト全体の訪問者の行動履歴からおすすめ商品を自動抽出するロジックが功を奏したのかもしれません。

ラストドリップデザインズ様のように、ECサイトで成功されている店舗様のお話を聞いていると共通していることが2つあります。

  • できることは何でもやってみる
  • 挑戦や改善を継続して行っている

そして今回は、ECサイトの成功に向け、サイト立ち上げ当初に必要なことが明確になりました。
それが下記の2点です。

  • サイト内の回遊施策を実施した後に集客を開始する
  • ある程度集客ができるようになったら、転換率を上げるために改めてサイト内の改善を行う

ECサイト内の整備より先に、ECサイトができたらすぐに集客を行う方が多いと思いますが、池田様もおっしゃっているとおり、集客の受け皿となるECサイトが整っていないと、集客効果が半減してしまうので、ぜひ参考にされてみてくださいね。

そして、自力でできることに限界を感じたら、外部サービス利用を検討することも1つの手です。
高機能・価格帯のツールではなくても、ECサイトの売り上げアップのためにできることがたくさんあります。

自分に当てはまっているかも?と感じた方は、まずは情報収集のため、資料ダウンロードやお問い合わせから始めてみてくださいね。

※『さぶみっと!レコメンド for makeshop』は、『makeshop apps byGMO』との連携により、『makeshop byGMO』ご利用者様向けに特別価格で提供しているため、通常料金とは異なりますのでご了承ください。

 

株式会社イー・エージェンシーでは、『さぶみっと!レコメンド』の他、ECサイトで売り上げを伸ばしたい方向けにカゴ落ち対策の『CART RECOVERY®』、海外の方にも認知を広めていきたいとお考えの方向けに自動翻訳サービス『shutto翻訳』をご用意していますので、ぜひサービスサイトをご覧ください。

今後も『さぶみっと!レコメンド』では、機能品質の向上・改善に努めてまいります。

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インタビューにご協力いただいた企業さま

会社名株式会社ラストドリップデザインズ
導入先URLhttps://lastdripdesigns.com/
事業内容自社製品の企画・製造・販売、及びOEM製造
お話を伺った方代表 池田宜弘様
  • 本事例は2025年3月現在の内容です。
  • 本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。
  • 掲載企業様への直接のご連絡はご容赦ください。

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